BOOKOFFでロシアンルーレット

2013.02.08 

ブックオフでロシアンルーレット買いをしてしまった話。

月に1,2回のペースで近所のブックオフを巡回してます。
100円コーナーは必ずチェックし、「買おうかなぁ」や「買ってもいいかなぁ」という本はホイホイとかごに入れる。
10冊買っても1000円だから失敗は許されるし。

文庫分よりも新書を買うほうがが多い。
理由は「いろんな人の意見を聞く」意味で本を買っているから、それには小説よりも論説のほうを多く買うからです。

おっ、加藤諦三さんの本があったので、まぁいいかなぁと購入しちゃう。
昔よく読んだので、ちょっと懐かしい。
もう、早稲田は退官されてるはずで、どんなことをされいるんだろう。

通勤のときにその本を読もうかと開いて数ページ読む。
大学卒業後保育園でつとめていたが、少年院の法務官の試験を受け、そこで「更生」の仕事に関わるという話が冒頭にある。

え、そうだったかか??

著者略歴を確認するためにほんの後ろをしべてみると、魚住絹代、とあった。
ありゃりゃと思い本を確認したら、なんてことはない、カバーと中身が違っていたということだった。

なんだよブックオフ、と思ったのだが、そのまま読み進めら意外に面白い。
中学校ぐらいでグレで、万引きなどの犯罪や薬物などに手を出し、補導されてきた「女の子」が少年院にやって来る。
その子たちを「更生」させるという仕事の話だった。

自分では絶対に手に取らないタイプの本を読んでみたのだが、これはこれで「面白い」。
結局、どの子も「家庭」が原因なんだなぁ、ということが知った。
精神異常ではないのならば、ちゃんと関わることで「更生」できるもんなんだ。
普通の大人よりも「よっぽど」まともな人になりそうな気分さえする。

こういう施設って「仕方ないから」あるものだと思っていたんだけど、それはぼくの無知からくる誤認のようだ。
少年院くらいだったら、なんとかなるもんなんだ。
いいことじゃねぇかよ。
この行政に対する社会的機能について再認識してしまった。

とはいえ、この本で扱われた子の話で、若干納得いかないところもある。
それは麻薬からの更生について。
かなり重度の依存になっていた子も割りと平然に「治って」いるようなのだが、そういうものなんだろうか。
治療不可くらいになるもんかと思っていたが、治療(更生)可能なのかもね。


自分じゃぁ絶対に手に取らない本は、自分の興味の範疇にない分野の見識が記載されている。
自分の興味がないのだから、自分で選択したら手にとることはなかっただろう。
が、それはあるいみ「損」ということもあるかもしれない。

今度から、ブックオフでは100円新書コーナーの前で、目を閉じて、本を選んでみるか。
ロシアンルーレット的なところがある。
目をつむって手にした本は、大抵のことは「失敗」となるだろう(読まないとか)。
それでもいいんじゃないか。
10冊に一冊いいことがあればね。

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