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ネイティブスピーカーの前置詞

大西泰斗 ポール・マクベイ
研究社: 1400円
お勧め指数: □□□■■ (3)

 このシリーズの二冊目。前置詞をまとめてある。単に頻出するものや決り文句として前置詞を覚えようとするのではないのはこのシーズの特徴。in, atの違い、over, byの語感などが「間違えようがない」くらい語られている。

 たとえば、at the stationとin the stationは「全くちがう」意味である。すくなくとも、駅で、という日本語訳ではその違いが目立たないのだが、意味するものは全く違う。 atは「点」として捉えている。一方、inは「空間の中」として捉えている。この言葉を聞いたときに「何を思い浮かべるのか」まで突っ込んで考えれば、間違いようがない。atは「地図上の一点」としてとらているので、駅の風景は頭にイメージされていない。一方、inは駅の内部の改札やら人ごみやらお店やらの「場所」を頭に思い浮かべている。

 このような説明は類書にはない。買って損なしの本です。

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