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村上朝日堂はいほー!

村上春樹
新潮文庫
お勧め指数 □□□□■ (4)

さらにつづけてこのシリーズを読む。
すでに本棚に並んでいるので、だいぶ前に買って読んでいるはず。
内容は完全に忘れてしまっているけど、読んだという事実は揺るぎなく持ってくる。
不思議なことだけど。

ゆるゆるの世界かと思って読み始めると、少し違う。
冗談を言っている気分がない。
うさぎがでてきたりしそうにない。

語り口がすこし厳しい。
話題もシリアスな雲行きである。
これじゃぁ「村上朝日堂」ではないじゃん。

すこし別のタイプの雑誌に連載していたものらしいので、だから村上朝日堂の緩さがないのかもしれない。
それでも、と思って読み進めていると、メッキが剥がれるようにして、ちらちらと村上朝日堂的なゆるさが垣間見れてくる。
とはいえ若干じれったい。

他のものよりページ数が少ないのに読み通すのに時間がかかってしまった。
あぁ、別のゆるい本を読むかな。