どうも、こんにちは。福島洋介です。

 お前は何者だ、と疑問に思われた方へ、ぼくがこれまでやってきた作業結果のうち、学術研究の範疇にはいるものについてその時代ごとに簡単な略歴と文献リストを載せることにしました。ぼくは自分のことを研究者とは思っていませんし、そもそも人々に誇れるような業績を持っていません。それでも、わりかしいつも愉快に実施できたものが多く、そのときは「がははは」と笑いながら作業したものです。だからそれらが果たして研究業績なのか、とつめよられるとたじろいでしまいます。とはいえ、結果は結果です。こんなものは意味がないなんて宣言したら、掲載していただいた雑誌や学会のレビューアーの方に失礼ですし。

 ぼくは大学入試にずいぶんと苦労しました。なにせ二浪しましたから。とはいえ予備校へ毎日通ったわけでなく、有名私立大学を目指したわけでもないので、親への金銭的な負担は多くなかったと思っています。なぜこんな苦労をしてしまったのかといえば、その原因は高校時代の過ごし方にあります。部活に燃えるわけでもなく、本を読みまくるわけでもない。マンガすら読んでいない。今では当時ぼくは何をしていたのか思い出せないくらい「ぼんやり」と日々を過ごしていたようです。そのくせ、将来は「宇宙開発をやる」と信じており、それ以外の選択肢は存在していなかったのだから不思議です。

 なんとか潜り込んだ大学ですが、再びだらだらと過ごしていたために留年するなどトラブルもありました。が、不思議な偶然が重なったおかげで「宇宙開発」と名のつく仕事にありつくチャンスに恵まれた。もちろん、大学時代の後半、つまり専門科目を学ぶ学科以後の勉強は「きっちり」やりました。それでも自分で道を切り開いたとは到底思えず、まぁどういうわけか偶然が見方してくれた。そう思っています。

 大学時代も就職してからも、いわゆる「天才・秀才」という経歴の人とはあまりソリが合いませんでした。だからいつもメインストリームからすこし外れたところで一人で生きてきたと思っています。今ですら別段有名でもなく、人から感謝されることもない働きぶりですが、「つまらないこと」に自分の人生を費やすということは一切ありませんでした。これは自慢できることです。今後もメインストリームには近寄らないで、自分なりの道を草むらの中を彷徨いながら「発見」していくといった、楽しい日々を過ごしたいと考えています。まぁ、どこまでできるか。

 現在は研究職として働いています。教育職という職名もあります。僅かですが記録に残っている作業結果をここにリストアップしておきます。業績リストを預金残高のように考える方達からみるとぼくはジリ貧な人に見えるはずです。昨今のグローバリズム(=アメリカ人の価値基準ではかる世界観)では人間の価値=年収だそうですから、学者の価値=業績の数という考えは間違えではないでしょう。業績がない=バカ、といってもいいです。ふっふっ、しかし多くの学者は学生の作業やお金で作業を買っているわけですから、そういう人はあまり幸福な人生を生きているわけではなく、それなりに心労も大変でしょう。ぼくは自分でやれるところが自分の限界だと思っています。無理しない。だから、分相応の成果と胸をはって言えます。どんなにくだらない結果であっても、じゃぁおめぇゼロからやってみなよ、言い返せるくらいの成果ではあります。

 というわけで、何かの参考になれば。

福島洋介

おもな作業時期