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よくわかるXMLの基礎

サイモン・セイントローレント
日経BP 2470円
★★☆☆☆

 XMLのDTDの意味(文法、その利用法)説明が主体。よって、この本はある程度XMLを知っている人向き。また、書かれた時代が古いことと的確とは言えない説明が多いため、「よくわかる」とは言えない本である。
 読者の期待(目的)(XMLとは何か、その利用のメリットは何か、具体例はあるか)と本書の意図がずれている。これが分かりにくい原因だろう。

 しつこくDTDの説明やサンプルを見ているうちに、XMLはDTDのインスタンスであるというメッセージが理解できた。つまり、こういうことだ。
(1) XMLを使うことは議論の対象にならない。
(2) それよりも、DTDを定義して、それをもとにデータ交換を行う意志があるのか、もっといえば、DTDが定義できる問題を自分はあつかっているのか、ということをまず考えるべきであろう。

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