邪馬台国はどこですか?
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鯨統一郎 日本の古代についてのミステリー。邪馬台国や聖徳太子などの歴史を解説する。「新・世界七不思議」よりは若干知識が必要かもしれない。しかし、論理を骨格とする話しの構成は感動的なほどである。小説の部分は会話が主体でぱっとしないが、本来は論文や解説として世に出したほうがよいものかもしれないので、この程度でよいのかもしれない。 多くの専門家の感心がある特定の領域に収斂し、煮詰まっているときに全く新しい方向を提示されると部外者は快感を感じる。煮詰まった世界にいる人は立場がなくなるので嫌だろうけど。科学的であれば、そのジャンプを快感として感じるはずなのだが。 この小説の態度は、科学よりも工学で有益ではないか。論理的と実践的な態度とは、この小説の主人公「宮田」さんのようなものであろう。 |