生命の星・エウロパ
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長沼毅 エウロパの生命を探すという行動を科学者の目からみた位置づけを試みた一般向けの解説書。著者をドライブしているもの(やる気の源)はアーサーCクラークの小説のようである。エウロパに生命がいると考えるのは荒唐無稽なことではない。地球の極限環境で発見された生命の仕組みを考えれば、また、その発生メカニズムを想像するに、エウロパの氷の下の海に、生命がいてもおかしくない。そういう内容をある程度この分野に興味を持つ人に対して説明している本である。実際、Cryobot、Hydrobotという探査機がNASA/JPLで構想されている。 |
この本で、極限環境での生物の存在の仕方、呼吸の意味付けとその科学的な方法の多様性について、いろいろ知った。こういう人と組んで活動するNASAはうまいし、また、その準備段階となるいろいろな実験/研究においても抜かりがないところが、日本と決定的に違うところ。日本では、目立つこと、即社会に経済的にフィードバックすることしか認められない。本気でやるなら、当然だが、アメリカへ研究者は行くべきですね、一生は短いのだから。