楽しそうに生きている人の習慣術
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野口京子 カウンセラーである著者が楽しそうに生きている人はどのような習慣があり、そうでない人にはどのような癖があるのかを気軽に読める新書としてまとめた本。実戦可能な「こうしたらよい」が詰まっている。語り口が明るい。べつに楽しくもつまらなくもない人が読んでも参考になるでしょう。 表紙がよい。サラリーマン風の人が靴を磨いている。靴磨きは時間の余裕の表れ。また、どこが汚れているのか、どうしたら綺麗になるのかが明解で、作業を始めたら無心になれる。編集者は果たしてそこまで意識してこの表紙をえらんだのだろうかは不明だが、実に象徴的に思えた。どうすれば楽しく慣れるのかの一端を表せていますね。 |
さて、このテーマの本は心理学にどっぷりとなるのが普通であろう。物事を悪く考える人は一種の脳内物質のせいだ、となるかあるいは、幼児期における人格形成過程に原因があるとなるか。決して明るくない話しになり、自分一人じゃどうにもできない治療が書いてあるのかどちらかが多いようだ(私が読んだ本からの推論なので、間違いがあったらすみません)。
ところがこの本は「まず、自分が何を考えているのか白い紙に思いついた順に絵なり言葉なりを落書きしてみよう」という気軽に始められるエクセサイズから始めている。自己認識、という一言で済まさないところで著者の姿勢が見て取れる。
「晴れている日には日光を浴びて散歩する」や「〜ねばらない、ではなく、〜であったらいいのにな。と考える」などどんな人にも参考になりそうなアドバイスが書かれている。
なんだか自分も楽しい人になれそうな気分になる一冊。私は気に入った本です。