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「鏡の国」の経済学者 「超」整理日誌4

野口悠紀雄
ダイヤモンド社: 1600円
お勧め指数: □□□■■ (3)

 この巻も面白い。野口さんが面白いと思って書いているエッセイは本当に面白い。時事批評は評論などはつまらないのだけど。この巻は教育についての話しが多かった。
"人間は、「先天的能力は低いが、後天的学習によって非常に高い能力を獲得する」という特性をもつ生物なのである。"
 要するに勉強することで賢くなるということです。賢さをはかる指標に文章があります。ダニエルキースのアルジャーノンのなかのチャールズゴードンという主人公が知能を発達していく過程をみせるのに文章を使っていまして、それを紹介しています。
"物語は、主人公チャールズゴードンの日記として展開されている。最初に現われる文章は、つぎのようなものだ。
Dr. Strauss says I shud rite down what I think and every thing that happins to me from now on. I dont know why but he says its importint so they will see if they will use me.”
稚拙さ、幼稚さというのが文面にでているのです。易しい単語の構成と言い回しで表現しているのですが、それははやり、「幼稚さ」を著していて、そんな文章を書くの人ならば精神も幼稚だろうと判断されても仕方ないということです。
 これを読んで私は確信しました。はやり、英語で論文を書くのはやめよう。だって、アホ見たいなものを残そうと必死になっても、意味ないじゃないか。それならば、日本語でマシなものを残そうと。賛否両論ありましょうけど、もういいやと。

 とりあえず、この原著をアマゾンで購入しましたので、それを読んでみて精神のレベルと文章のレベルの相関を味わってみよう。そんなことを考えました。


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