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ホームページにオフィスを作る

野口悠紀雄
光文社新書: 700円
お勧め指数: □□□□■ (4)

  あなたもホームページが作れる。そんな、つらない内容ではない。個人情報を発信するサイトを作りたい人のための本ではない。賢いインターネットの使い方という本でもない。これは、野口さんが自身でWWWの個人ページを自分向けの道具として使い出し、結果的に多く人が使うようになったnoguchi.jpというサイト形成の際の「ノート」に近いもののようである。場面場面でノートしたことで、普遍的だと思われる内容がまとめられている。

 ホームページを作りたい。作ったら、多くの人に見てもらいたい。そういう人が殆どである。私も、その一人になっている。野口さんは次のように言っている。


 初めてホームページを作る人は、まず自分だけが使うつもりで作るとよい。  こう言うと、いかにも奇妙に聞こえるだろう。「自分が見るだけでは意味がない」と考えている人が多いと思う。しかし、「自分で使う」というのは、奇をてらっているわけではないし、思いつきで言っているわけでもない。これは、私自身の経験なのである。適切な利用法を見いだすと、まさに「革命的」といえるほどの成果が得られるのだ。  (中略)、「自分が使って意味がないようなホームページであれば、他の人が見ても意味がない」ということを確認して置こう。これは当たり前のことだが、ホームページ作りにおいて、多くの人が忘れていることだ。「ホームページを公開したのにアクセスが少ない」とがっかりしている人は、まず、「自分が使って便利なホームページなのかどうか?」を反省してみるべきである。
 全くその通りである。

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