ローマから日本が見える
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塩野七生 読むのは3回目である。ローマに向かう飛行で読む塩野七生は絶品である。狭い機内だが、楽しみが詰まっている時間。たっぷりある時間に、塩野七生を読みながらローマで過ごす日々。これは、私が想像しうる極上の時間である。 この本はローマ人の物語の前半部分のダイジェストのようなものである。ただし、本人は「絶対に要約できない」といっているローマ人の物語なので、私自身の感想でしかない評価ではあるが。ローマ建国から五賢帝の時代までの「リーダー」となる人について語っている。それも、ただ賛美するだけではなく、「なぜそうなったのか、どういう状態でか」という問いを望ながら答えてくれる本なのである。人間世界において、日の下に新しきものなし、であるのだからビジネス書などを読むよりも、私は現代社会が見えてくるような気がする。 |