小林薫と訪ねる 美の巨人たち
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テレビ東京編 「美の巨人たち」というTV番組のナレーション原稿が本になっています。小林薫さんのナレーションで紹介する美術の案内番組。私は、ことに気に入っています。なぜって、毎週毎週高品質な番組をずっと続けてけるスタッフに興味があるからです。リサーチ一つとっても、半端じゃないです。本を圧縮してナレーション原稿を書いているような気がしません。ちゃんと、意図がある。紹介する対象を見つめる視線がある。そんな解説を毎週書けるのはすごい。 それに、小林さんの読む「日本語」が素晴らしい。NHKのアナウンサーのような「キレイかもしれないが薄っぺら」な日本語とは一味違う趣が小林さんの朗読にはあります。なぜでしょうか。そこが、役者とアナウンサーの違いなのでしょう。体言止めや倒置を自然につかった日本語には、いつも真剣に聞き入ってしまう。自分もそんなふううに話をしたいから。 |