新・世界の七不思議
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鯨統一郎 この本、すごいです。ミステリー小説ということになっていますが、歴史学の新解釈です。学者は相手にしないかもしれませんが、学者は「自分の仲間以外の人が考える発想」を邪道と考えるものですから、学会のようなところでは評価されないような内容が含まれています。私は感動しました。「アトランティス」とは、そういうものだったのか。これでさっぱりした。 著者はコンサルタントだったそうです。だから、現実というものを常に相手にしていたはずです。人の都合などは考慮してくれない「結果」をもとに行動計画を立てる世界で仕事をいていただろうから、歴史学者などの文系学者の世界とは関係ない。だから、世界の七不思議と言われているものをすぱっと解説しちゃいます。読んでいて快感が味わえます。 バーでの出来事をベースに話を進めます。カクテルについての記述が要所要所にでてきて、五感を刺激します。想像のものですけど。でも、それが通常の小説にない面白さを読者に与えてくれるのでしょう。もっとも、私は小説を読まないので、普通の人とは違う感想を持っているのかもしれませんけど。 |