とんち探偵一休さん 謎解き道中
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鯨統一郎 昔アニメで「一休さん」というのがありました。さよちゃんと新右衛門さんが登場するやつです。一休さんも小坊主です。この小説はそのキャラ設定を引きついでいます。一休さんの言葉遣いだけより方言を強くしていますが。 鯨さんの小説は新しい歴史解釈を小説の形で表現するものが多いです。それが面白い。でも、この小説は、どちらかといえば「とんち」に主眼があるようです。「では、トラを屏風から出してください」という有名なシーンがアニメ一休さんさんにはありますが、そういった「とんち」が書きたくてこの小説を書いたのではないか。そんな気がします。知的な感じよりも、娯楽な感じたっぷりの小説です。 |