文学賞メッタ斬り!リターンズ
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大森望・豊崎由美 この二人の評論、なるほどなぁといつも感心させてもらい、本を買うときの参考にさせてもらっている。小説ってのが、「プロの技」ということを評論を通して教えてもらっているのである。こうして読書メモを付けることが馬鹿くさくなるくらい、評論している人は読み取っており、そして、文学にはあまりおつきあいをして来なかった私は読めていない。そういうことがこの本を読むと身にしみる。芥川賞も直木賞も、その選考員の発言をかんがみれば、受賞本が「よい本」だとは限らないことがよくわかる。もっとも、この本を読んんで買った本は一冊だから、私は小説好きではないのだろう。 お二人には是非とも、定期的にこういう本を出版して読者層を啓蒙してほしい。本を読むには時間もおカネもかかるので、どうせならば「よいもの」を読んだほうがよい。つまんないもので人生を潰したもったいない。ある年齢に達すると時間がなにより大切なので、読書のためのフィルターがなによりも貴重なのだから。 |