« タイムスリップ森鴎外 | メイン | 夜のピクニック »

文学賞メッタ斬り!リターンズ

大森望・豊崎由美
パルコ 1680円
お勧め指数 □□□□■ (4)

 この二人の評論、なるほどなぁといつも感心させてもらい、本を買うときの参考にさせてもらっている。小説ってのが、「プロの技」ということを評論を通して教えてもらっているのである。こうして読書メモを付けることが馬鹿くさくなるくらい、評論している人は読み取っており、そして、文学にはあまりおつきあいをして来なかった私は読めていない。そういうことがこの本を読むと身にしみる。芥川賞も直木賞も、その選考員の発言をかんがみれば、受賞本が「よい本」だとは限らないことがよくわかる。もっとも、この本を読んんで買った本は一冊だから、私は小説好きではないのだろう。

 お二人には是非とも、定期的にこういう本を出版して読者層を啓蒙してほしい。本を読むには時間もおカネもかかるので、どうせならば「よいもの」を読んだほうがよい。つまんないもので人生を潰したもったいない。ある年齢に達すると時間がなにより大切なので、読書のためのフィルターがなによりも貴重なのだから。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.significa.jp/scienza/BlogMgrMt/mt-tb.cgi/314

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)