あしたの発想学
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岡野雅行 有名な町工場のおやじ「岡野」さんの著書。初めインタビューを文字に起こしたのかと思った。それくらい、軽い語り口の本だから、いかなる人にも読みやすいと思う。おじさんの話を聞いているかのような気がする。 自分に技術があれば、3K職場だとかなんとかいわれているけど、町工場の職人という人生はとても面白い。そのためには、技術を社会を自分を知らないとダメだ。そのための小言を150くらいしてやる。そいういう本である。崇高な教訓ではなく、実体験にもとずく結論で、「そりゃそうだ」という話が集められている。 しかしだ。この人の言葉を本で学んだところで、あまり役に立たないと思う。結局、この人と同じ人生を生きる上で役に立つのであって、違う人生を歩むときには応用がきかないだろう。そもそも、これは成功者の言であって、同じようにやって失敗した人も結構いるような気がする。だから、この本は「職人の寓話」なのではないか。成功した職人とは、こういう人なのだ。 |