5000年前の男
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コンラート シュピンドラー 以前から気になっていたので、読んでみた。マンモスほどではないが、氷付けの古代人発見の話。紀元前3000年というのだから、シュメールなどの時代の人と同じ。この人、文字は知らなかったのだろう。しかし、遺品として残っている斧や矢筒などは、本当に良くできた工芸品ですね。ロープやヒモなども。手工芸の世界。極めて当たり前なんですけど。 この本は、そのミイラの発見とそのミイラについての一般向けの報告資料をまとめたものであって、そんなにワクワクするような記述ではない。おそらく、そういう本を書いたことがない人の本なのだろう。発見にまつわる(人間臭い)エピソードは、まぁ、どうでもいい。しかし、古代の持ち物や衣類の説明など、できればTVで見たかったなぁというのが正直な感想ですね。 この手の本は、通常の3倍以上のスピードで眺める読み方をしてしまう。知識を得ることが、あるいは、興味を満たすことが目的なので、「文章の善し悪し、表現のうまいへた」などは期待していないからか、通勤電車ではぺらぺらページをめくってしまう。そういう読み方もありかもしれない。この本は、それでも分かるような記述であったともいえる。 |