英語の感覚・日本語の感覚
|
池上嘉彦 放送大学の教材を一般書に編纂し直したものということで、内容は気軽に読むにはちょっと高度なものにまで達している。といっても、専門書に近いという意味ではなく、電車で気軽に読むには読者に要求される英語のレベルと文学的指向のレベルについてである。文学を学ぼうという姿勢の人には、気軽に読めるような内容なのかもしれない。 私が興味を持ったのは、the と thatの類似である。the -> 単語、that -> 節という説明は、分かりやすかった。なるほど。でも、知ったところでどうかなぁとう話ではあるが。こういう機械的な内容ばかりでなく、I belive John honestと I belive that John is honestのニュアンスの違いのような説明も結構あった。表現の話ですね。 ただし、全体的に言えば、全体として「テーマが散乱」していて、読者層も絞れていないような、中途半端な印象を持ってしまった。新書としては×ですね。 |