世界の歴史 <7>
|
J. M. ロバーツ 革命の時代。産業革命、フランス革命、名誉革命、7月革命、5月革命、ロシア革命・・・とタイトルだけは知っているのだが、その内容は怪しい。世界史はジェームスなんちゃらとか、どうでもいいやと思っていた高校生だった私は、ナポレオンすら辞書の逸話しかしらない。 産業革命がなぜイギリスで起き、その後うまくいったのは「それ以前の準備」にあるとうこだ。なぜ、日本で明治維新後の急速な近代化が成功したと同じで、目立つルールを持ち込んだから成功したのではない、ということ同じようである。こういう話を書いてくれるロバーツ先生、司馬遼太郎さんのような「語り部」の要素を持っていますね。 この巻では、ルネッサンス以後のヨーロッパの国の再編、産業の発達による経済効果の変化、および、アメリカ大陸での動きなどが書かれていて、それが「出来事の記載」ではないので、電車の中でも面白く読める。産業革命期の記述は「わくわく」してしまう。 中世後、ヨーロッパの農奴たちは悲惨な生活だった。しかし、産業革命が起きても、農奴から開放された人が都市のスラムでの生活を余儀なくされ、これまで悲惨。時代の動きと関係なく、悲惨さ生活をする人はいつまでも悲惨の生活をするようで、なんとかならんものあろうかと偉大な思想家でなくても考えてしまう。 |