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成人病の真実

近藤誠
文春文庫 600円
お勧め指数 □□□□■ (4)

 世の中おかしなやつは役人だけではないのですね! 医者って「あったまいい」と思うのが普通だけど、薬害エイズのあのじじいのように「何回でも死んでくれ」といいたくなる人が結構な確率でいるんですね。逆に、医者ってのも良識のある人とかいうテレビドラマの影響からはずれて、その辺にいる人と同じだと理解できれば「さもあらん」。そんな事実がばかばか書かれています。病気について心配していない人も知った方がいいことを知ることができますよ。

 高血圧や糖尿、コレステロールって本当に「病気なの」という問いが存在し得るということを初めて知りました。この本を通じてのメッセージですけど、「自覚症状がないものは、処置する必要なんてないんですよ」というのが原則のようです。検診をして初めて知ることができるものが、なんで大切なんですか? 脳ドックなんてのを初め「処置しなければいいのに、早期処置という触れ込みで処置すると患わなくてもいい後遺症に苦しめられるか、死んでしまうか」ということだと初めて知りました。

 がんについてが専門の先生ですからがんについての見解は非常に納得がいきます。その他、ワクチンや感染症の特効薬って意味があったのかどうかをデータで示してくれます。役人が改ざんした文章ではなくね。

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