« 成人病の真実 | メイン | 鹿男あおによし »

医原病

近藤誠
講談社α新書 780円
お勧め指数 □□□□■ (4)

 近藤先生の別の本を読んでみたところ、これもまた衝撃的な内容であった。医療は、とくに現代医学は、本当にどこまで役に立ってきたのかというデータをつかった説明を展開してくれる。なるほど、治る病気は治っているし、治らない病気は結局医療とてあやまり役に立っていないのだ。

 この本で特に注目したのは「予防注射、ワクチン」や「特効薬」と言われるものの効果である。ポリオや天然痘については、まったくの完全勝利ということだが、それ以外はどうであろうか? 結核だって、ジフテリアだって、はしかだって、対して効果が実はないのだ。ともあれ、この本の41ページの図だけは、立ち読みでいいので覗いてみる価値がある。

 要するに、医療をかいかぶるな。そういう警告である。医者や医療関係の人がそんなことを言うはずは決してない。直接当事者でない国なども同じ。大きな人口というのは、彼らから見れば肥沃な畑なのだ。まぁ、そんなネガティブなメッセージもあるようです。もちろん医療にはプラスもマイナスもあるのでしょうけど、そのあたりをちゃんと「認識」するのに良い一冊ですね。


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.significa.jp/scienza/BlogMgrMt/mt-tb.cgi/401

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)