« チーム・バチスタの栄光 | メイン | 仏教は心の科学 »

ナイチンゲールの沈黙

海堂尊
宝島社 1600円
お勧め指数 □□□□■ (4)

 『チーム・バチスタの栄光』の続編です。小説家としてどうなのかが問われてしまいそうな二冊目ですが、まぁまぁ合格点でしょうか。というのは、四百ページの作品を読み切れましたから。つまらなかったら途中でなげちゃう量ですが、最後まで楽しめました。ただし、ミステリーとしては難があるかもしれない。まじめなミステリー好きの人からは評価が低いかもしれませんね。

 一度はっきりと認識された小説のキャラが登場するなら、とくにとりたてて事件がなくても読んでいて面白いです。作者は基本に忠実らしく、えらく複線をはっているところもある本なので「ふーん」程度の愉快さはあります。それに、今回はしんみりするところもある。考えるところ、笑うところ、腹が立つところ、悲しい寂しいところ、全部含まれているのでエンターテイメントとしては申し分ないです。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.significa.jp/scienza/BlogMgrMt/mt-tb.cgi/404

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)