「デタラメ思考」で幸せになる!
気がらくになります。もし、この本の内容を「斜めに」見なければですけど。 子供の頃に少年ジャンプを読んだりすると自然に「努力・友情・勝利」の思想がインプットされ、歯を食いしばることが(できるできないにかかわらず)一つの理想型になってしまいがちです。努力せい、という言葉が背後から聞こえてくるような感じで。そういうのって、物事にうまくいかないときには重荷です。その状態をつづけていくと最後には無気力という自衛的行動に陥り、大抵復帰できない。そういう「あるべき姿」が重しになっている人にこの本は妙薬でしょう。 著者は仏教学者として有名でおびただしい著作があるようですけど、私は新書を一冊読んだだけです。内容はこの本とほぼ同じ。要するに、自分の人格全面肯定のすすめだと思います。良い行いをしなきゃいけないけど、そうはできない。そんな自分を嫌いになる。そういう状態を戒めるものです。「しかたねぇじゃーねか、そういう人なんだから。それでいいよ」とまぁ、結論だけ読むとありがちな本なんですが。私も加藤諦三さんの本を昔やたら読み倒しました。主張は近いと思います。 こんな自分でもしょーがねーじゃねーか。そういう一種の諦観が逆に日々を楽しくしてくれますし、結果的に諦観を持たなかったときよりも「良く」なるのかもしれない。 |
