ボウリング場が、学校だった。
久しぶりに中谷彰宏本を買ってみた。まことに中谷彰宏的であった。相変わらず、分かりやすく、ロ論理的に明解で、しかも面白い具体的な教訓本を書いている。すごいです。この人の本はほとんど全てこの特徴があります。なんといっても、具体例が本人の体験をベースにしているだけあって積極臭さがまったくない。普通こういう内容を扱うとかならず「説教」になります。自分の体験が唯一極上のものか、さもなければ架空の物語を述べます。ところが、中谷は自分の個人的な体験をベースにしているから、細かいところでリアリティを感じます。読者も中谷彰宏と一緒に成長できそうだと応援してくれます。自分でも汗を流すビリー隊長か、うるせいだけでのハーベイ隊長かの違いがあります。ビリーのように、この人は受けます。 揺れたピンが、マシンが振れる前に倒れたら「倒れた」と認識されます。 マシンに触れて倒れたものは、「マシンタッチ」といって、1本残ったことになります。「マシン」は微妙です。 マシンかマシンでないかは、一緒にゲームをしている人の判断に任されます。「今、マシンぽかったけど、誰も見ていないからいいか」という時は、必ず負けます。 自分に後ろめたさが残るのです。 だとか 上達する人の共通点は、マナーがいいことです。 100点いくかいかないかという人がボウリングを始めたとしても、伸びるかどうかは、マナーによります。 禅。そこから武道につながる。道徳というより宗教。そして、日本人ならば「それはそうだ」と口にしなくても心情的に納得する人が多いでしょう。学校の掃除当番という制度に対する考え方と同じ日本のベースとなるものだから。 中谷彰宏は、普通の人を鼓舞する方法をずっと考えているようです。それも、おいかぶさってくるような説教臭さがないけど、内容は完璧な日本人の古来からの考え方をベースにしたものを。そして、抽象的な話をせず、「ボウリング」というような具体的、個人的な趣味をも題材にしてかたる。ネタは尽きないはず。 中谷本は相当読んだ。普通の人以上に読んだ。ざっと数えても280冊は本箱にあるから。もういいだろうと思っていたのだけど、みそ汁のように飽きずに今後も読むんだろうなぁという気がしますね。 |
