« キャチャー・イン・ザ・ライ | メイン | 知に働けば蔵が建つ »

走ることについて語るときに僕の語ること

村上春樹
文藝春秋 1492円
お勧め指数 □□□■■ (3)

 タイトルどおり。健康を気にしてジョギングをするアメリカ人は嫌いなのだが、生活のバランスをとるために体を動かすという意味ならば気にならない。気にならないどころか、「やってみようかな」と思い浮かんでしまう。こういう本、好きです。

 走るときに何を考えるのかといえば、たいして考えない。我が身の記憶では、それどころじゃない、苦しいというものだ。走り慣れている人は違っているのだろうと思ったが、以外にそうでもないようだ。違うところは、走り慣れている人は文字通り習慣として走っているということ。楽に走っているのではないのか。

 生活に充分な余裕があるからだろう、ハワイに一月滞在し、そこで朝走るという生活が紹介されている。暑い日に走り、汗をかき、そして冷たいビールを飲む。健康的な人が主人公の話があるのかどうか、私は村上春樹の小説はあまりよんでいないのでわからないが、そんなに小説とちがっていない実生活を持っているのだろう。ちょっと、いいなぁと感じる。

 山場があるわけでも、読者に走ることを進めているわけではないのだが、なんだか自分も「毎日」走るという習慣を身に付けたくなった。毎朝3キロほど走っていた時期が自分にもあったが、それは20歳くらいのときだ。あれから体重は30キロくらい増えている。体力の衰えも著しい。しかし、歩くことから始めてみるのも悪くないような気がする。そうおもって、早速ユニクロでジャージ類を購入してしまった。

 そういう人が結構多いのだろうか。この本は発売してまだ間がないのだがもう5版になっている。これをきっかけに走り始める人って、結構多いんだろうな。だから、ユニクロのLサイズの運動着がことごとく売り切れになっているのかもしれない。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.significa.jp/scienza/BlogMgrMt/mt-tb.cgi/521

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)