快盗タナーは眠らない
ミステリーチャンネル毎年恒例の「闘うベストテン」でランクインした小説である。気軽に楽しめるということだったし、その番組での本の紹介を聞いて買ってみようかなと思ったので購入した。 40年くらい前の小説なのだけど、今年訳されたせいもあるだろうけど、違和感がない。時代特有のものがでてきて「あぁ、今はないなぁ」と思えるところがない。50ページはそんなに面白くは感じなかったのだが、いったん話が転がり始めるとあれよあれよという間に読めてしまった。エンタメって、こういうものだろう。 読んだあとに「あぁ、すこし賢くなったなぁ」というところがなさそうなものには普段手に取らないだけあって、年末休暇はこういうものを積極的に読むことにしている。面白から。しかし、それにしても、読んで賢くなったなぁという感じがしないと物足りない気はする。こういうエンタメは、「コーラを飲む」ようなものだ。読んでいるときだけ気持ちいのだけど、それで一体どうなるというものではない。さぁ、次の作業でがんばるかという息抜きと元気を鼓舞するものなのだろうな。 |