« ぼくはいくじなしと、ここに宣言する | メイン | スティーブ・ジョブズ »

iPhoneショック

林信行
日経BP社 1600円
お勧め指数 □□□□■ (4)

 年末に銀座のアップルストアでiPod touchを触った。翌日にはamazonで注文した。あの液晶画面、coverflowというインタフェースにやられてしまったのだ。学生の時に無理してappleを買っていらい、10年前くらいの3年間をのぞき、ぼくのメインPCはAppleである。オタクではないし、クリエーターでもないけど、アップルマシンを買っている。だって、綺麗だし、驚きがあるし、愛着があるし、技術もほれぼれするから。工学に関係する仕事を得た今でも、ロールモデルとしてアップルようなものが作りたいと思っているし、そう思っている人は結構周りにいると思う。もちろん、WindowsやLinuxも用途に応じて使っているバランス感覚もあると自分では思っている。

 「なぜ、日本のメーカーがiPhoneをつくれないのか」という問いは、携帯電話の一ユーザーである自分にもぐさりとくるものがある。AUのデザイン携帯を持っているし、人にも勧めているけれど、どうがんばってもiPhoneは無理だろうな。そう思う。sonyの携帯がつまらなくなってしまった以後、携帯に対する興味はほとんど失せてしまったので、技術的なものはよくわからないけど、Appleようなことはできんだろう。もう、sonyがないんだから。

 この本で語られるアップルのすごさには憧れというよりも、黄泉の世界の物語に思える。ぼくの仕事の世界にも「品管」の行き過ぎた波が訪れていて、関係者全員の首をしめて終焉に向かっているのから、メーカーさんではもっとスゴイことになっているのだろう。ただの学校にもモンスター・ペアレンツがはびこっているのだから、商品のクレーマーの存在は信じがたいものになっているのだろう。それはもう、仕方がない。その意味で、appleのような会社がでることは、あったとしてもぼくの死後のことだろうな。そう思っている。そう思っていても、自分の手が届く世界の中ではアップルのやり方をマネして、つまり、学んでいきたいと思っている。できるできないに関わらず、勉強したいから。元気がでる目標だから。

 iPhoneについていろいろ知ったのだが、これはDoCoMoでは対応できないだろう。逆に対応できたらDoCoMoもまだスゴイところが残っているのだなぁと思うけど、Appleの要求を飲めるのはSoftbankだろうなと思った。auはあり得ない。夏前にはiPhoneがつかるといいな。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.significa.jp/scienza/BlogMgrMt/mt-tb.cgi/535

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)