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理系のための口頭発表術

ロバート・アンホルト
ブルーバックス 880円
お勧め指数 □□□□□ (5)

 この本は理系の発表術の本だが、理系でなくても必要なことだし、発表ではく研究姿勢も説いており、さらに翻訳も挑戦的な日本語になっている。自分が関係する研究室でのゼミで学生に勧めたのだが、はたして何人が読んでくれるのだろうか。実にもったいないことである。自分も学生のときにこういうことを教えてくれる人があればなと思うし、なにより現在の自分が読んでも研究態度で反省してしまうことが多かった。ブルーバックス、よい本をだすじゃねぇか。

 ほぼ全編にわかってお勧めなのだが、ぼくは2章がとくに気に入った。話を面白くする4つの原則を紹介しているが、そもそも研究しているときにこの4原則を意識的にしろ無意識的にしろ活用しておくほうがよいと思うから。まずは展望を示す、本筋とのりなど聞けば「まぁそうだろう」ということになるかもしれないが、この通りに研究し、発表していたら大抵の研究は面白はずだろう。逆に言えば、学生の面倒を見る際、こういう指標をもとに「ああしろ、こうしろ」というべきなのかもしれない。

 この本は発表術についてしかかかれていない。人に勧めるときは、バーバラ・ミントの本もセットで紹介したほうがいいかもしれない。

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