ブッダの幸福論
この本も前の本と一緒に購入した。スマナサーラさんの本は何冊か読んでいる。養老孟司との対談が一番好きだ。解説してくれていることは、とても全うなことだし。ただし、この本にはイライラを解消するようなワザではなく、何かお話ようなものを期待していた。 「この世のなかで、金を豊かになることが人生の目的になってしまったら、それはある一部の人間にしか実現できないものです。」 あああ、そうだよ、と思う。お金がない人がいて、そういう人に政府がお金を支給し始めたらインフレになってしまう。ある一定量を越えたお金が世の中に出回るとお金の価値がなっくなってしまうので、結局お金は解決の道具にならない。つまり、お金は限られた人が幸せになるためのあるものだといえなくもない。そうだよなぁ。 「生き物同士、危険な関係のところにはわざわざ行きません。お互いに放っておいて、棲み分けているのです。」 嫌な人には挨拶だけをして離れているか、逃げるかのどっちかがよい。そういう人と闘う必要もない、追い出す必要もない。そういうことに気をつければいいのだけど、そういう知恵ってだれも教えてくれないのが普通。むしろ、みんなと仲よくなろうとかいう話になってしまう。 解けない問題やら生活の中での些細な問題について考えていると、その答えが仏教などの宗教的な教えにあったりする。別にカルトになるわけでなくとも、1000年スケールで継続している宗教ならば何らかの意味で人々が抱える問題についていろいろアドバイスしてくれる要素があるもんだ。誰かを攻撃する前に、誰かを恨む前に、すこしお経でも読んでみることは意味があると思うのだが、どうであろうか。 最近そうことを考える機会が多いのだが、それってやはりオッサンかしたということかな。まぁ、歳を取ってきたのは確かだし、悪いことではないからそれでいいのだけど。となると、世間にいるおじさんたちも同じようなところに考え到っているのだろうか。
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