人類最古の文明の詩
詩についての本をわざわざ購入するほどの文学への興味を持っているからではなく、「人類最古の文明」というのはおそらくシュメールだろうから、シュメールの詩について読めるのだろうかと思い衝動買いした。一冊のうち極一部をとても気に入ったので、全体的にはよしとする。詩についてのあれこれは、どうもぼくにはピンとこないのが残念。 さて、シュメールの詩はこんなものがあった。 人の楽しみに結婚がある ちょっと、お面白い。 腹がふくれるのは楽しいが これなんかもくすくす笑える。と当時に、やっぱりというか、都市に住んでいる人の生活というはかわらんものだと思う。これらは詩でもあるが、川柳という感じである。ないより、シュメール語(アッカド語?)を上手にトランスレートしている。訳者のセンスが光っている。 個人的な内面などを綴って芸術だとうそぶいているへ若い人の詩などは読みたくもないが、こういう人類的に普遍なものを直観でわかるような形式で言葉にしてある詩ならば大歓迎である。そういうモノはもっと読みたい。 ゆく河のながれはたえずして、しかももとの水にあらず。 こういう内容があり、形式におぼれれず、かつ日本語の音声パーサー(語句を切り取る機能)にやさしい(3,4,5,7文字の切れ目)をいれているエッセイのような詩が良いと思う。エッセイは論理で人を納得させるが、これは論理もあるのだけど、言葉の響きとイメージで感情から納得させてしまう優れた能力をもった言葉である。最後はこういう日本語をすらすらと書きたいと思うが、まぁ、その実現はどうでもいい。 |
