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命と向き合う

中川恵一+養老孟司+和田秀樹
小学館 1400円
お勧め指数 □□□■■ (3)
購入店 amazon.co.jp

 中川+養老のガンについての本ではずいぶんと考えさせられる結果となったので、この本も期待して購入した。まぁ、和田秀樹の部分はご愛嬌かな、と思って(あまり参考になること言わない人だから)。

 

和田 結局、がんも認知症も、つまりはどちらも老化現象なんです。ですから、「この薬を飲めば治る」というような類のものでもない。老化は止められないですからね。

 なんだから、この一言でこの本の内容が全部わかってしまうと思うが、まぁ、そういうことを理解せよという警告を発している本。それが対談形式で、よくいえば分かりやすく、悪く言えばもと足りないく書かれている。

 要するにこの本の著者は、がんになったらどうのこうの考える前に、お金を集めるためにどうこう考える前に、生きろ、と主張している。生きろの意味は色々にとらえられるのだが、お金があったら何をする? の回答を真剣に考え、今出来る範囲で行動することなのではないかとぼくは解釈している。時間はまってくれない。最大の治らない病気は「老化」という気がする。若い若くないということで争ってもしかたがない。時間は進むのだから。

 治せるガンと治せないガンがある。治せないものは何をやっても同じ。そういう対応をとるつもりである。それは誰に対しても。時間には勝てないし、老化にも勝てない。そう納得すると、話がはやい。やれる範囲でやっておこう。もしも、を考えても対応策がないのだったら、それは時間を過ごすだけだ。ガン検診だのなんだのをまめに受診するよりも、ベースとなる知恵を身に付けておいた方がいいだろう。それにはこの本は持って来いであろう。



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