MADE TO STICK
『Presentation zen』の中で紹介されていたので購入した。どうすれば記憶に残るのだろうか、についての考察である。アイデアでもプレゼンでもいい、それがどういうものならば人は憶えてくれるのだろうか。そのコツが紹介されていた。 それは、SUCCESsということだ。よくある頭文字をつなげたもの。Simple, Unexpected, Concrete, Credible, Emotional, Story。どういうわけか、この性質を持てばもつほど憶えちゃうのだ。簡単で、思い掛けなく、具体的で、感情に訴えてくる、物語。これらの性質を合わせもてばもつほど、憶えちゃう。この本はそれだけしか説明していない。 どうすれば印象付づやすいかを教えてくれる本なのだから、この本自体がそういう作りになっているはずである。もっといえば、この本の内容を読んだ僕が覚えいていないようならば、この本の主張はおかしいことになる。リトマス試験紙となるものだ。 で、どうだろうか。憶えているのかといわれれば憶えている。内容についての違和感を感じないところには「Unexpected」をバイオレーションしているが、論理的な説明であったので引っかかることなしに読み勧められた。そして、今後のぼくの行動には大幅に採用されるアイディアになるとも思っている。 ただし、本書の内容をよく覚えている理由は別にあるかもしれない。というのは、この本を読むには実に時間がかったのだ。通勤電車で読んでいて3週間もかかった。英語力に自信がつき始めていた矢先だったので、ちょっと思い上がっていた自分の頭を冷やしてくれる本となった。 なので、英語の得意な人にはお勧めできるのだけど、そうではないひとにはもうひとつかもしれない。 |
