まわりにあわせすぎる人たち
くわー、ってくらいつまらない。内田樹との対談ではとても面白いことが読めた先生なので、別の本も読んでみようと手に入れたのだが、なぜか苦痛なくらいつまらなかった。 扱っているテーマはいまのぼくとは縁が薄いからつまらないと感じたのだろうか。しかし、内田樹との対談でも同じようなことを言っているのにそれは面白いと感じた。だから違う理由だろう。 すでに知っていることだからつまらないと感じたのだろうか。知っていることを再読しても面白いものは面白い。だから、それが理由ではない。 では、対談者だろうか。それはあるだろう。ライターの人の文章は好きではない。ライターってなによ、という不信感があるからだろうか。調査して調べて書く。その行為は探究だから、研究者と同じ。となると、ライターが「フリーの研究者」だから気にいらないのだろうか。 よくわからない。ただ、信用の問題なのだろうと思っている。ぼくにですら底の浅さが見えてしまったら好きになりようがない。それ以外、はっきりした理由は思い浮かばない。 この本に対しては不当な感想といえなくもない。しかし、身銭切ってかった本がつまらないのはなんとも残念な気分がするのだから仕方ない。 |
