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クオリア立国論

茂木健一郎
ウェッ
お勧め指数 □□■■■ (2)
購入店 八重洲ブックセンター

 なんだかまた新刊がでていたので買ってしまった。嫁さんが「いい加減にしたら」という目で見ている。そりゃそうだ、いつも読んだ感想として「もうひとつだった」と言っているのだから、何もまた新刊で買う事はないではないかと思うのも無理はない。
 しかし、ここまでくると10年前の中谷彰宏さん状態に突入している気がするから、逆の意味で面白い。つまり、どの段階で「全く同じ事を別の本で書いてしまうのだろうか」ということ。これを発見した段間で、その作家は終了する。
 クオリア立国論。意味は分かる。要するに見れば、量より質の生活を支える基盤を志向する(意訳しすぎかもしれないが)。
 しかし、この本を読む限り、立国論にはなっていない。1億の人が生きていくためのメカニズムにはなっていない。加工貿易立国という言葉の意味するところは違い、クオリア立国論はこのタイトルが示す通りのある種のクオリアを表明しているに過ぎないみたい。

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