« 呪の思想 | メイン | 合気道とラグビーを貫くもの »

井沢式「日本史入門」講座 朝幕併存と天皇教の巻

井沢元彦
徳間書店
お勧め指数 □□□□■ (4)
購入店 八重洲ブックセンター

 このシリーズは読みやすく、分かりやすく、しかも「あぁそういうことなんだ」という発見を味わえるので出版されるとすぐに買っている。今回が5冊目で、帯には完結編とある。日本史の講座なのだが、この巻ではまだまだ戦国時代にもなっていない。それのに、どうして完結なのだろうかと疑問に思った。しかし、考えて見ればこの著者は小学館で日本通史を出版しつつあるのだから、なにも徳間でもやる必要はない。だからきりのいいところで辞めるのだろう。

 ざっくり読んでみた。幕府というものの意味が明解になった。これでも読んだかいはあった。だからこの本はよい本といえる。
 ところがこの本はどうにも重複が多い。何度も何度も同じところを巡っている。ひょっとしたら、いろいろなところで行った講演やセミナーを編集なしでまとめただけなのかもしれなれない。とくかく、編集がいい加減な印象を受けた。まさか著者が意図的にやったとも思えない。いくら大切だからとはいえ、これほど重複させる必要はないだろう。そもそも著者の本に読む前から好意を抱いていなかったら、途中で嫌気がさしちゃうのではないか。

 それにしても、突然シリーズ終了してしまって、なんだかおかしいなぁ。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.significa.jp/scienza/BlogMgrMt/mt-tb.cgi/704

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)