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薄氷の踏み方

甲野善紀+名越康文
PHP研究所
お勧め指数 □□□□■ (4)
購入店 amazon.co.jp

 甲野善紀さんの対談本である。この本はネット注文して自宅に届いていたのだけど、読めないから開封しないで数週間ほったらかしにしておいたところ、購入したことをすっかり忘れてしまい、こんどはアマゾン・マーケットプレースで同じ本を買ってしまった。ということで、この本は手元に2冊ある。
 対談の内容をあれこれ言ったところで仕方ない。というのは、対談は音楽を聴くような気分でもあるし、何が話されるのかはその場の雰囲気に大きく依存していて、よく練られた意図を読者に伝えるようなものではないと思うから。読んでいる最中に楽しければそれでいい。逆に、読まないと意味がない。ダイジェスト版、あるいは何かの知識として本書の内容を記憶することにはほとんど意味がないだろう。
 名越康文さんと甲野善紀さんとは年齢が結構離れているのだけど、両者は親友のようで、同じ時代に生きていられて良かったと宣言できるような仲だそうだ。年齢の違いが親友かどうかの壁を作らないということが可能なんだと知ってちょっとうれしい気分になれる。それは無理なことだろうと思っていたから。

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