音楽の捧げ物
ラ・フォル・ジュルネ関連の本として出版された旅行記である。茂木健一郎さんは忙しい人だから(本文でも1年間で休みは1日だけだったと言っている)、バッハ、ドイツを巡るこの旅行記も一気に書いているのだろう。だから、フォントは大きくて余枠も広い、ちょっと損した感がある本である。いくら新書とはいえ、これは無いんじゃないかと思うのだが、バッハについて少し知りたい都合から、買ってしまった。当然だが読みやすい。写真は茂木健一郎さんが撮影したものを使っているため、手ブレやあまいピントのものが多い。本というより、良くできたブログという出来である。もうちょっと整理したどうかとも思うが、それだともっと書き足さないとダメで、おそらくはそんな時間はないから出版出来なくなってしまうのだろう。本、とくに新書だから新刊よりも息が長いはずなのだが、あとで出版社も後悔するんじゃないかと思う。 |
