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誰も知らない「危ない日本」

武田邦彦
大和書房
お勧め指数 □□□■■ (3)

 テレビでは発言できないが、本でならば書く事ができる。そう趣旨で実に「全う」なことを話してくる。こういう人の著作は、無理してでも読みたい。

 マスコミや役所ってには、いい人もいるんだろうけど、構造的にしょもないことを仕事としてやり続けるようになっているみたいで、つまんないよなぁ。もちろん、役所がなければ社会は混乱するし、無理になくしたとしても、同じ機能の仕事はすぐに必要になることはわかっている。マスコミもその意味で同じである。生活に密着して、とても大切な仕事なのに、なんでまた面倒なところなのか。

 とはいえ、社会は回っている。おそらくだが、20%の人がいるから社会が回っているのだろう。悪いものはなくすとむしろ悪い事が起きるから、無害化する方向にもっていけばいい。社会的にそれを行うのが難しいならば、個人の生活でそれを目指せば良い。それには、少し損をしてもいいと思う気分と、情報を欲しがらない覚悟が必要なのかなと思っている。