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描かれた技術科学のかたち

橋本毅彦
東京大学出版会
お勧め指数 □□■■■ (2)

 中世の造船について少し興味を持っていた。この本をぺらぺらとめくったら、船の設計図のようなものが挿し絵に載っていた。結構高い本だけど、じっくりと読んで見たいとおもって購入した。

 しかし、正直これといって面白い本ではない。語り口が軽快でもないし、視野が広がるような面白い切り口があるわけでもない。講義ノートかなにかをまとめたものだろうから、ゼミのようなものには重宝するのかもしれないが、普通の人が読んで面白くという意図はない。出版社が東大出版会だから、そのあたりを事前に察知すればよかったなと思う。

 まぁ一応、知りたかったことの「断片」は知り得たので、がっかりはしなかったかけれど。