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新・井沢式 日本史集中講座「鎌倉幕府の崩壊」編

井沢元彦
徳間書店
お勧め指数 □□□□■ (4)

逆説の日本史を読んでいるので、内容に新鮮味を感じなかった。
別のこの本が悪いのではない。
先日同じ著者の同じ時代を扱った本を読み終わったばかりのところに、この本を読んだからそういう印象になっただけで、内容自体はこのシリーズと同じように分かりやすい。

皇居近くにわりとセンスがよい銅像がある。
なる程そういう人なのか。
そうわかった。
陽気が良い休日には皇居の芝生へ行く。
たまにその辺りを自転車で散歩?する。
楠木正成候の騎馬銅像があるが、なるほどこの人はこの時代の一大イベントであった南北朝の時代に天皇側について戦い、最後まで筋を通して死んだ人だったのか。

鎌倉幕府が滅んで、後醍醐天皇が力を持っていく様子を、いってみれば良質の週刊誌の記事のような目線でこの本は書かれている。
変なゴシップはない。
過去の経緯と民衆・武士・公家の世論の沸き起こり方を、いってみれば池上彰さんのように語ってくる。
学者の書く歴史を普通の人が読むのは人生の無駄だが、歴史は知らないと損をする。
井沢元彦のような作家をぼくのような普通の人はもっと歓迎してもいいと思う。