表題について。
そんなの当たり前でしょ。

そう言われそうな気がしますが、とりあえず記録しておきます。
いや、そうでもないかもしれませんので。

レッスンの様子をICレコーダーで記録し、時間があるときに聞き返すと納得することが多いです。
なんだ、という感じでしょうか。
こんな簡単なことでもぼくには大発見でした。
レコーダーでの記録には先生も「音が悪いから」とおっしゃっていましたが、オリンパスのDS750を使っての記録には「全く問題ない」と判断します。
少なくとも「音質が全然ちがって役に立たない」とは思えないです。

レッスン時は、先生にその場でいろいろ指摘されたりアドバイスされたります。
時間も限られていますから、その場で効果的にいろいろいと教えを授けてくれます。
その場では、よくわかったりよくわからなかったり、と内容によって瞬時理解度が変わります。
が、そもそもあっぷあっぷの状態ですので「それをもう一度」と聞き返すことができません。
さらに悪いことに、指摘されたもののうちかなりのことを忘れてしまう可能性もあります。

ところがICレコーダーを使えばそんなことはありません。
譜面台の上に置いただけなのに、先生も声も演奏も自分も演奏も音割れなく記録されています。
ここまでなにも調整しないで録音できるとは夢にも思っていませんでした。
たぶん、世間ではICレコーダーの音質やマイクについては「全く期待されてない」と思いますから、オリンパスさん、もっと宣伝したほうがいいですよ。

DS750は小型ですから、レッスンの帰りの電車で反省がてら最初から聞きて過ごしました。
ものわかりがよい方ではないぼくでも、繰り返し言われれば憶えてしまいます。
なるほど、それを指摘されていたのか、そういう練習方法があったのか。
聞き流したわけではないつもりでしたが、結構取りこぼしがあることい気づきました。

記録データはmp3にも変換できますから、後ほどiPodにも入れておけます。
自分の演奏を聞き返すことで、ダメなところがはっきりしてくるという効果もあります。

道具の話ですが、それって演奏の向上に資するのだろうかと疑問視する人も多いでしょう。
そりゃそうです。
が、ぼくは素人なので何でもありです。

ICレコーダーを購入した。
気軽に自分が弾いている音を聞くためである。

自分の音を耳にする機会は、発表会の記録を見るときくらいだった。
ほとんどの人はそれすら嫌がるから、自分がどういう音を出しているのか知らないはずだ。
もちろん、音楽系の学生さんやプロは別だけど。
習いごととして演奏している人は、そんな機会は歓迎しないだろう。

自分の演奏を聞くと、それはそれはショックを受ける。
自分が思っている以上に自分が下手だから。
音程がふらふらだったり、リズムがおかしかったり、ぎこちなかったり。
要するに聞くことに身を任せられないのだ。
不安で不安で、というのが普通。
聞くことはストレスになる。

下手なのは当然だし、だから楽器を習っているのだ。
だから下手なこと自体に問題はない。
そうアタマでは理解している。
しかし、理解と現実は違う。
現実に耐えられない気がする。

楽器を弾いているときは当然自分の音を聞いているはずである。
音程が外れたり、リズムがおかしかったりしているときは、それをはっきり認識している。
ならばすでに知っていることだ。
それを実際にそれを聞くとビックリしてしまうのはなぜなのだろうか。
わかっていることを再認識させられるのが嫌なのだろうか。

自分の声が録音されたのを聞くのは、ちょっと恥ずかしい。
はじめてテープレコーダーを使って自分がしゃべっているのを聞いたとき、なんでこんなに音が高いのだろうかという違和感があった。
今でもある。
誰でもそう思っているらしいから、ぼくに限ったことではないようだ。

チェロの音であっても、同じような意識が働くのだろうか。
つまり、チェロの音であっても自分の声が録音されたものを聞くのと同じなのか。
しかし、音程が高いとか低いとはかないはずなのだが。
わからない。

とにかく、今まで上達してこなかったのはこれかもしれない。
つまり、現実から目を背けていたからだろう。
ぼくはICレコーダーを手に入れたことで、第三者の耳を手に入れたわけだ。
なんでもっと早くからやらなかったのだろうか。

練習時間の間違い

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 アンサンブルの練習が13:00からある。15分前に到着するように家をでた。
 ドアの前で呼び鈴を押すが、先生からの応答がない。あれ?
 しばらくドアの前でぼぉーと待っていた。なんだかぼくが時間を間違えたような気がしてきた。考えてみれば練習日が多すぎるような気がする。去年は月1回だったに、今年は月2回になっているのはぼくの勘違いだったかも。
 そう思って自宅に帰った。パソコンを開き、予定を確認する。やっぱり今日。ただし、時間が14:00からだった。
 もう一往復する気力がないので、今日の練習は不参加とする。そもそも気分も晴れないし、家でうだうだするか。

直感的譜面の読み方

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 ぼくは譜面を読むことができない。いや、ゆっくりと考えれば読めるが、見た瞬間に音符が意味することを把握することができないのだ。といっておいてなんだが、ト音記号の譜面ならばすぐにわかる。わからにのはヘ音記号。読むには少し考える時間が必要になる。

 小学校、中学校と音楽の授業は好きだったし、リコーダーも楽しく吹いていたから、ト音記号の譜面はすぐにわかる。一方でヘ音記号は、ドの位置がラの位置なんだよなと思い出して、その場所から一音ずつ上げ下げして音を確定するよりない。だから一瞬ではわからない。当然、チェロを弾きながら読むという芸当はできない。

 シャープが付いている音符には蛍光ペンで色を付けている。この音符は通常の位置ではない、ということは瞬間的にわかるから便利である。だから、弾きながら譜面を見る「意味」がある。以前は開放弦の位置(五線のうち、一番下、三番、五番の線)にも色を付けていた。これはこれでチェロを弾きながら直感的把握には実に便利だった。何年もやっていれば、そこまでやらないでもすむようになった。少しは上達したということか。

 現在はボーイングのアップとダウンを音符全てにつけている。でないと、途中でわからなくなったらどうにもならないので。以前はボーイングにまったく配慮していなかったので、ちょっと成長した感がある。

 レッスンの時にファとかミとか言われることがある。こういう状態はすこぶる問題が生じる。譜面を見ても言われている音がわからないから。だから、全ての音符にはドレミファを振っておきたい。実際そうしているものもあるし、面倒なとこはCEDFを振っているときもある。そういうドレミファ振りをしているとなんだか情けない気分になるが、まぁ、できないものは仕方ないだろうと自分に言い聞かせている。

 今日は譜面をいただいてから最初の練習日である。例によって満足に練習できてない。しかし、いつもよりはいくぶん準備ができている。それは曲が簡単だから。YouTubeでこの曲を探したとき、6歳くらいの女の子が演奏するシーンを撮影した家庭用ビデオの映像が何個か見受けられた。バイオリンを習いはじめた人が発表会で弾くのに適した曲なのだろうか。なんだかちょっぴりがっかりした。

 暮れに放送された西村由紀江の番組を見ていたら、そのなかでベルリンフィルでコンサートマスターをしていたという爺さんがバイオリンを弾くシーンがあった。どんな曲を弾くのかなぁと思っていたら、なんとこの曲だった。子供の発表会に人気の曲なのだろうけど、一方ではスゴイ人が一曲弾くときにも選ばれるもののようである。実にいろんな顔がある。一時的にやる気がしぼんでいたが、またやる気がでた。

 今回の練習からビデオで練習風景を撮影することにしたらしい。もちろん、おそらくぼくはそういう作業の「実験台」になるようである。先生も始めてやるような感じだったから。それはそれで光栄である。

 撮影したビデオをDVDに焼いてもらい、自宅で観賞する。もちろん嫁さんが外出しているときに一人で見る。でないと、とても見てられない。一人ならば最初の30秒も我慢すれば慣れてしまう。DVDでは声の高さが違うので、あれは他人だ、と自分を騙せてしまうのかもしれない(ほんとか)。

 自分の下手くそさ加減を目の当たりにして驚く。と同時に、先生のアドバイスの的確さに感心する。さすが先生である。練習不足のオジサンに対しても、よく見ていだいていると実感する。自分が弾いていたときに何を言われても、頭に血が上っているから言葉を飲み込めない。DVDを見ることで、何をいわれていたのか今やっと理解できた。他人(といっても数時間後の自分なのだが)の目で自分を見ると、ダメなところをはっきりと感動的なくらいにわかる。そうか、そうだったのか。先生はそれを言っていたのか。

 毎レッスンごとに映像を記録する必要があるのかどうかは不明だが、すくなくとも音だけも残しておこう。