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青銅器の材料.tiff

どうやって青銅器を発見したのか 2010.02.25

 青銅器時代の沈没船から青銅器の材料が引き上げられたというニュース。写真を見て、これが青銅の材料なのかと驚いた。初めてみた。銅とスズの塊が使いやすい(運びやすい)形で見つかったということだ。銅は緑青を吹いていて青く、スズは白っぽい塊なのか。

 古代史で青銅器のことが語られるとき、たいていは「何々が作られた」「どこどこの人々が技術をもっていた」「材料はどのあたりから輸送されていた」「交易ルートが存在した」ということが話題になる。しかし、ぼくが知りたいことは「どうして青銅器なるものを調合し作れることを発見できたのか」である。銅とは一件関係なさそうなスズ。両方の材料が混ざり合って青銅になる。しかし、どうして「一緒に使おう」と思ったのだろうか。

 仮に一緒になると強度が増すからだとしても、どういういきさつでスズを使うようにしたのだろうか。偶然がなし得る技といえばそれまでだが、ぼくはその人類史的な発見の場にいても、なにかが出来たとは到底思えない。

 銅には「なんとなく」特徴があるからいいけれど、スズなんてものをよく探した。それに、これを鉱物として発掘する人もスゴイし、それを遠くの地まで「要望する人たち」もスゴイ。

 時代的に口伝が情報の拡散と技術の継承に用いられたはず。物事はなんでもそうだが、言葉で言われたものと現物をと照合する作業はそう簡単ではない。言葉で説明されたスズと現物のスズとを「あ、これだ」と同定することなど、初めての人ができるわけがない。自分はこれだという確証はないが、すでに知っている人がそうだというのだから、きっとそうだろう。たぶんこんな感じであろう。

 どうやったのか不明だが、実際問題青銅をつくる行程が確立し、それが外部へと広がっていった。現在でも一部の人はそれを再現できるだろうが、過去と同じ方法なのかわからない。いや過去においても、製法がみな同じだったのだろうか。それぞれ違っていたのかもしれない。

 何にも増して、自分がそれをできないのは悔しい。現代に生きているの、過去の一時代を築いたことができないのだから。

LinkIconhttp://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2010022406&expand

プラネタリウム.tiff

プラネタリウム 2010.02.12

 ウェッブニュースにプラネタリウムの記事があった。神戸にある日本最古のプラネタリウムをそのメーカーであったカールツァイス社の技師がオーバーホールしたらしい。

 最近のプラネタリウムはプロジェクターであり、映画なんだかCGなんだかよくわからないもになりつつあるが、この神戸のプラネタリウムは「アナログ」。光学式のプラネタリウムは国内に3台しかないということである。

 ぼくは子供の頃渋谷の五島プラネタリウムに何度も行った。小学生のときは親に連れられ、高校生のときには一人で行った。五島プラネタリウムが閉館するときにも行った。あれは5年くらい前だったと思う。

 行った事がある人ならば憶えているだろう。ドームに入るとちょっとシンとした雰囲気がたまらなく好きだった。東京のシルエットがドームの最下部に映っていた。全部影絵のような感じで、東京タワーや西郷さんがあったはずだ。東とか西とか札が掲げてあった。

 五島プラネタリウムにあったプラネタリウムはどこに保存されているのだろうか。まさか廃棄されているはずはない。どこかで使われているといいのだけど。

 東急はそんなに経営状態が悪いわけではないのだから、ビルの屋上にプラネタリウムくらい残しておいてくれてても良かったのにと残念に思う。ビジネスばかり追い求め、それで豊かなになってもプラネタリウム一つない渋谷って、なんだか魅力ないのに。

LinkIconhttp://sankei.jp.msn.com/science/science/100212/scn1002121407001-n1.htm

ローマの休日.tiff

考えてみれば、そういうものだな 2010.02.10

 ローマの休日という映画、ぼくは大好きなのだけど、その理由は完璧な「おとぎ話」だからである。バイオレンスもベッドシーンもなく、人生の面白い部分だけを濃縮した感じがしたので、少年(というか青年だったけど)のぼくは初めて見たときからこの映画を一生ものだと思ったし、今もそうだ。
 ところがこの映画にはちゃんとベッドシーンが想定されていたということを知った。挿入ポイントにはちゃんとそういう仕掛けがしてあるし、セリフもそうなっている。本当に映像として見せるかどうかは別として、脚本上は存在していたのだ。
 昔だとちょっと「嫌な」気分がしたのだろうが、さすがに今では「そりゃ、そのほうが自然だろうな」と考える。というか、映像なしでもちゃんと見ていればベッドシーンの挿入があることが分かり、話としてはより完結する。なるほど、この映画はこの意味でも優れた方法だなぁと感心した。

LinkIconhttp://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2010/02/post-e3fe.html

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船室で生き残ることができたメカニズム 2009.10.30

 ひっくり返った船の乗員が生き延びた。これはもうビックリである。体温をどうやって維持できたのか、その熱源からして海水に浸かっていたら難しい。緊急ボードに乗れたのだろうか。船の中にいるのならば呼吸はどうして可能だったのだろうか。
 同じような疑問を持つ人はたくさんいて、そういう報道もいくつか見かけるが、科学的なメカニズムについて取り上げてくれる人は少ない。空気はとれるが沈まない転覆船はどうして可能だったのだろうか。

LinkIconhttp://slashdot.jp/science/article.pl?sid=09/10/30/2046207

温暖化サヘル.tiff

温暖化シミュレーションで考慮できないもの 2009.08.09

「サハラ砂漠、気候変動で緑化が進行か」。こういう記事をみると、やっぱり。計算機シミュレーションの世界はわかっていることを前提して話をすすめるのだが、そもそも地球全体のことなどわかっているはずもなく、だからそれを元にした予測などというものは眉毛につばをつけて見なければならない。地球温暖化という教義を布教させる人たちばかりに囲まれていると、世の中にはまともに物を見ることができる人もちゃんといるんだということを忘れがちになる。温暖化問題=都市化(ヒートアイランド)+石油資源問題という図式をちゃんと理解しておかないと、いいように振り回されるだけである。

LinkIconhttp://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=30639457&expand

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探していたオランダの置物の会社 2009.03.07

絵画のおきものをつくるオランダの会社Prastone Studios。以前、『日の巨人達』に小道具として登場したおきものが気に入って、パリに行ったらショップを見て回ろうと思っていた。今日ブリジストン美術館のショップで偶然見かけ、高かったけど購入した。実物はずっしりと重く、彩色もいい。ウェブ上のカタログにはエッシャーやらボスの絵やらのフィギュアまである、見ていると欲しくなる。


大きな帽子をかぶったジャンヌ・エピュテルヌ(YouTube)LinkIcon

モディリアーニの描く女性のフィギュア(Prastone Studios社のサイト上のカタログ)LinkIcon

LinkIconhttp://www.3d-mouseion.com/engels/mod_eng2.htm